医療法人 仙台・中耳サージセンター 将監耳鼻咽喉科

Better Hearing より良い聴力を

TOP > 耳の病気 > 急性中耳炎

急性中耳炎

急性中耳炎とは、おもに細菌が中耳腔へ感染することによっておこる中耳炎です。ほとんどの場合、鼻の奥(上咽頭)の細菌が、耳管を経由して中耳腔へ侵入して感染を起こします。子供に多く発症するのは、耳管が大人と比べて、短く真っすぐなので、細菌が中耳へ侵入しやすいためと考えられています。

症状

急性中耳炎の多くは、風邪と共に発症します。耳痛や耳だれが主な症状です。特に、感染がひどく中耳腔に膿汁がたまると、痛みも激しくなります。急性中耳炎によって、発熱することもあります。

治療

軽度の急性中耳炎では、抗生剤による治療が一般的です。発赤も軽度の場合には、鎮痛剤のみで経過を観察する場合もあります。膿汁がたまる様な高度の急性中耳炎の場合、鼓膜を切開し溜まった膿汁を排泄しなければなりません。切開した鼓膜穿孔は、ほとんどの場合数日で閉鎖します。

  • 正常の鼓膜
    正常の鼓膜
  • 急性中耳炎
    急性中耳炎

多剤耐性菌による急性中耳炎について

最近、通常の抗生物質に抵抗する難治性の急性中耳炎が増加しています。一時期に比べやや減少した印象がありますが、まだまだ存在します。安易な抗生物質の投与による細菌の耐性化(特に肺炎球菌、インフルエンザ菌)が原因の一つと考えられ、抗生剤の使用基準を厳密にする動きがあります。また、乳幼児期、特に3歳頃までは免疫機能が確立されないため、中耳炎が重症化する確率がやや高くなると考えられています。この時期における集団保育の関与も否定できません。
内服薬の中に感受性を持つ抗生物質がなく、中耳炎が遷延し発熱の原因となったり肺炎などの合併症が生じたりしている場合には、入院による点滴治療が必要となる場合もあります。

一覧へ戻る
  • 手術実績
  • 医師紹介
  • 施設のご案内
ページの上部へ戻る