学校医の重要な仕事の一つとして、健康診断があります。管理校医の先生を中心に教師の先生方やPTAの親御さんたちと協力しながら子供たちの健康維持増進を図っています。今回は、来年度に将監小学校に入学予定のお子さんたちの健診を行いました。当院がある将監団地には、小学校3校、中学校2校の計5校の学校ありますが、その内将監小学校と将監西小学校は、震災による校舎の破損がひどく、子供たちはそれぞれ将監中央小学校および桂小学校(隣接する団地)の校舎を共同で使用しておりました。最近の少子化の影響で児童数は少ないとはいえ、やはり一つの校舎を2校分の児童で共有するのは大変で、一つの教室をパーティションで半分に区切って2クラスが使用したり、家庭科室などを使用したりして何とかやりくりしていたようです。今回将監小学校では、やっと自校の校庭にプレハブの仮設校舎が完成、今月からその仮校舎での授業が始まっております。仮校舎とはいえ、やはり自分の校舎で勉強したり遊んだりできることで、子供たちも生き生きしているように見えました。
がんばれ、将監小!がんばれ、将監西小!
校庭に建てられた将監小学校仮設校舎。