第119回日本耳鼻咽喉科学会に参加してきました。
今回はパネルディスカッション「短期滞在手術・外来手術の工夫と問題点」のパネリストとして耳科領域における外来、短期滞在手術を安全に行うための手技、知識、準備などについてお話しました。アメリカでは耳の手術は日帰りで行うことが多いですが、めまいや出血などの原因により数%の確率で入院せざるを得ない状況となるようです。アメリカではこういった術後の問題にすぐに対応できるシステムが確立されておりますが、日本ではまだそのような対応システムはしっかりしていないのが現状です。その数%の問題に安全確実迅速に対応することが重要であると考えられます。
2018.06.05